事例ケース
相続財産(遺産) | 相続人 | 問題点 |
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1.不動産:土地、戸建住宅 2.定期預金:500万円 |
被相続人の母・父(離婚をしている) | ・自筆証書遺言には、「母に全財産を贈与する。」とある。 ・父は音信不通である。 |
このケースの問題点
相続の際、不動産の名義変更をするために「登記手続」が必要です。
遺言に「相続させる」と書いてあれば単独で手続きができますが、このケースのように「贈与する」と書いてある場合、母は父と共同して申請する必要があります。
つまり、父を探し出して協力を求める必要があります。
しかし母父は離婚してから音信不通であり、協力を求めるのは難しい状況でした。