ASEAN4カ国移住体験記｜暮らし・投資・ビジネスのリアルを徹底解剖

こんにちは。アイユーコンサルティンググループ 海外移住コンシェルジュ室です。

東南アジアが今、海外移住や二拠点生活の候補地として注目を集めています。
その背景には、日本からのアクセスの良さ、英語が通じやすい環境、
都市部の教育・医療水準の高さ、柔軟なビザ制度など、明確な理由があります。

しかし実際の暮らしや投資環境は、国によって大きく異なります。
今回は、2025年6月に実施したASEAN4カ国（マレーシア・タイ・ベトナム・カンボジア）
視察ツアーをもとに、現地のリアルな状況をお届けします。

1. 東南アジアが注目される理由とASEANとは？

ASEAN（東南アジア諸国連合）は、マレーシアやタイ、ベトナムなど10カ国が加盟する経済連合で、近年は移住・投資・事業展開の拠点として世界中の注目を集めています。

日本との時差も少なく、英語が通じる都市も多いため、家族での移住や長期滞在にも適した地域です。一方で、文化や商習慣にギャップがあるのも事実。私たちは、ネット情報だけでは分からない現地の「リアルな声」を確かめるため、4カ国を実際に訪れました。

2. ASEAN主要4カ国の移住体験レポート

① マレーシア：暮らしやすさと教育・起業環境が両立

平均気温は年間30度前後と温暖で、自然災害が少なく、花粉もほとんどありません。都市部では医療・教育水準も高く、英語も通じやすい環境です。

現地では、複数の事業を成功させた起業家の講演を通じ、「ASEAN全体を見据えた事業展開の視点」の重要性を改めて感じました。どの市場に立ち、どんな価値を届けるか──それが海外での成功を左右する鍵といえます。

コンシェルジュより：マレーシアでの法人設立や進出支援は、現地法人IU Internationalが日本語でサポートしています。

② カンボジア：「発展途上」という可能性のステージ

生活コストは日本の約1/3と安価で、若い人口構成が特徴。都市インフラはまだ整備途中ですが、だからこそ新たな市場を創るチャンスがあります。

現地では、プロサッカーチームを運営する日本人起業家と対話し、「未整備の環境から世界レベルを目指す覚悟」に圧倒されました。成熟市場では得られない“挑戦の熱”がここにはあります。

コンシェルジュより：カンボジアは「暮らす」よりも「仕掛ける」場所。事業の第一歩を踏み出すには魅力的な舞台です。

③ ベトナム：成長とスピードの都市・ホーチミン

街に溢れるバイクと高層ビル群。ホーチミンは経済成長の熱気に包まれた都市です。現地では若い日本人起業家がサウナ事業を展開し、ASEANを横断する資金と人材の流れを肌で感じました。

一方で、税制変更や手続きの不透明さなど、制度面の不確実性も。成長スピードとリスクは表裏一体であり、法務・税務対応の迅速さが求められます。

コンシェルジュより：ホーチミンはスピードと可能性の街。不確実性を受け入れ、チャンスを掴む柔軟な判断力が問われます。

④ タイ：暮らしやすさと多様性が共存するバンコク

教育・医療・生活水準すべてが高く、マレーシアと並ぶ完成度の高い移住先。日系企業の進出も多く、日本語対応の医療機関や不動産業者も豊富です。

生活コストは抑えつつも、コンドミニアムや高級スーパーなど“上質な暮らし”も実現可能。家族での移住や二拠点生活にも向いています。

現地では金融関係者との交流を通じ、日本との「資産運用の考え方の違い」を実感しました。現場での出会いが、投資視野を大きく広げてくれます。

コンシェルジュより：タイは生活・教育・医療のバランスが取れた都市。安心と快適さを重視する方におすすめです。

3. 4カ国比較：暮らし・制度・投資の視点から

ASEAN4カ国を比較した結果、以下のような特徴が見えてきました。

• 教育・ファミリー移住を重視する方：マレーシア、タイ
• 事業展開・先行投資を狙う方：ベトナム、カンボジア
• 医療・生活インフラの安定を重視する方：マレーシア

最適な国は「どこに住むか」ではなく、「何を実現したいか」で変わります。
子どもの教育、資産保全、第二の事業戦略──目的を明確にすることが第一歩です。

4. 「資産」と「暮らし」のミライを、海外で設計するという選択

アイユーコンサルティンググループは、全国5,700件超の相続・事業承継支援実績をもとに、
富裕層の方々の資産形成・保全・承継を支援してきました。
現在は、海外移住を新たな選択肢としてサポートする体制を構築しています。

日本側の「海外移住コンシェルジュ室」と、マレーシア現地法人「IU International」が連携し、
ビザ取得・不動産購入・法人設立・インターナショナルスクール選び・税務対応まで、一人ひとりに最適なプランをご提案します。

5. 無料カウンセリングのご案内

海外移住や二拠点生活を検討されている方へ。
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著者：金澤 竜之介（取締役／海外コンシェルジュ室 室長）
公式X：@kanazawar2001