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窓税‐税金の昔話2‐

こんにちは
福岡市と北九州市に事務所を構える相続・事業承継に強い税理士法人アイユーコンサルティングです。

春に少し近づいたかと思えば、ここ最近は冬に逆戻りしてしまいました。
体調など崩されないようにお気を付けください。

さて、前回の反響?もございまして、昔の税金について調べさせていただきました。

またヨーロッパのお話ですが、「窓税」(Window tax)というものがありました。
前回の暖炉税とは異なり、ご存知の方も多いかと思います(写真や現物も一部残っているようです)。

窓税は、イギリスで1696年から1851年に廃止されるまで155年もの間、実施されました。
税の名称のとおり、住宅の窓の数に応じて課税される仕組みでした。

当時、ガラスは非常に高価なもので、裕福な家でなければガラスを窓に使うことができなかったそうです。

裕福な家であれば家も大きくなり、必然的に窓も多く設けることになるだろう、ということで公平性を保つことができると考えられていました。

しかしながら、ここでも税を逃れようとする動きが登場します。
窓を隠してしまえばよいということで、窓を埋めてしまう人々が続出しました。
節税のために、大家さんが貸家の窓を埋めることもあったようです。

窓を埋めてしまうと、日光も射さず、風通りもない部屋が出来上がってしまいます(換気用の窓さえも埋めていたようです)。
そのためなのか、健康を害する人々が続出したそうです。

現在でも、税制が私たちの生活へ与える影響は多くの場面で実感できます。
税制で私たちの生活をむやみに乱してはならないのは当然ですが、私たちも税制に翻弄されないよう日々の生活を送る必要がありそうです。

ここまで極端な話ではありませんが、日本にも窓税に似た「間口税」というものがありました。
このお話は、またの機会にさせていただきたいと思います。

今回も税の昔話にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

税理士法人アイユーコンサルティング

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